ARJ Magazin Vol.006「引退後、就職。ソサイチで再チャレンジ。」

【名前】小田崚平
【経歴】桃山学院大学→エルアグア東京(ソサイチ)、TOKYO BAY FC(サッカー)
【活動】キャリアカウンセラー

学生時代について

ーサッカーを始めたキッカケを教えてくださ

2つ上に兄がいて、兄が5歳の時にサッカーを始めました。

僕はそこについていってる感覚でサッカーをはじめたのがきっかけですかね。

記憶はないのですが、親からは3歳からずっとボールを蹴っていると聞いています。

ーサッカー選手を目指したのはいつ頃からでしたか?

幼少期からプロサッカー選手になりたいと思っていましたが、中学校の時はそれほど強くないチームでしたし思春期ということもあってなかなか口に出してプロになりたいと言える環境ではありませんでした。

高校で1度サッカーをやめようかなと思うこともありましたが、大学でもサッカーを続けることになって大学でもサッカーをやるならプロを目指さないと意味がないと思っていました。

大学4年間はずっとプロになることを目指してサッカーをやっていたので本気で目指したのは大学からかなと。

ーどのようなことを意識して取り組んでいましたか?

誰にも負けたくない気持ちやサッカーを楽しむことを意識していましたね。

大学時代は自分が1番下手だと思ってサッカーに取り組んでいました。

実際に1番下のカテゴリーからのスタートだったので、同じポジションの先輩や上手い選手を見ながら自分のストロングポイントを伸ばしつつ足りないものを考えながらトレーニングしていました。

自分に足りないものが何か考えることが急成長できた要因かなと思っています。

ソサイチについて

ーソサイチをはじめようと思ったきっかけを教えてください。

高校サッカー引退後、ソサイチの大会に出たことがきっかけです。

フットサルコート3面くらいの広さで、自分が得意な一瞬のスピードやアジリティ・身体能力を活かせると感じましたし、なんと言ってもソサイチが楽しかったですね。

また、ソサイチはあまり浸透していなくて未知な世界であるところにも興味があって、新しいことにチャレンジするのも良いんじゃないかと思ってソサイチの道に進もうかなと決意しました。

ーソサイチをプレーする中で苦労したことはありますか?

サッカーと比べてプレーの距離感が近く、周りを見て素早く判断しないといけませんし、球際も激しいものがあります。

ソサイチで試合した翌日は、下半身だけでなく両肩も筋肉痛になります。

フィジカルコンタクトが多く球際も強いところに最初びっくりしましたね。

ー苦労したことで成長できたことはありますか?

サッカーをやっていた時に比べると、フィジカル的に成長できたことはもちろん、判断スピードや技術も成長できていると感じています。

ーソサイチの良さ、魅力を教えてください。

 ソサイチは、球際と激しさが魅力だと思います。

遊びのスポーツというイメージが先行していますが、実際は球際もバチバチで強度がすごいです。

近くで見ると迫力がありますし、激しさが伝わると思います。両親も1度見にきてくれましたが、「映像で見るより実際に見た方が球際の激しさとかあってすごかった」と言ってくれましたね。

ーソサイチ世界に入って驚いたことはありますか?

 僕が所属しているチームだけかもしれませんが、多くのスポンサー様が支援してくれていてプロみたいに扱ってもらえています。

ユニフォームが全部支給されますし、試合になるとトレーナーがきてくれ、飲料水なども用意されています。

すごいチームに入らせて貰えたんだなと思っていますし、スポンサー様をはじめ多くの方に支えられていることを実感しています。

これからについて

ー今後のキャリアについて教えてください

現在の仕事はキャリアカウンセラーをやらせてもらっているので、自分に関わってくれた人に対して「僕と関わってよかったな」と思ってもらえるように仕事を頑張りたいですね。

ソサイチでは、もっと注目を浴びて広がって欲しいスポーツですし、ゆくゆくはJリーグのようなレベルで試合ができると面白いなと思っています。

注目を浴びるためにもソサイチを盛り上げてメディアに取り上げてもらえるよう頑張っていきたいです。

ー最後にアスリート、体育会学生にメッセージをお願い致します

就職して社会で働くことは「嫌だ」という固定概念があると思いますが、社会に出ても楽しいことはたくさんあります。

また、社会人になっても「まだ若いんだよ!」ということは忘れて欲しくないですね。

若いということはまだまだチャレンジできます。

例えば、サッカーを引退してもまたサッカーやりたいと思えば、もう一度挑戦し後悔しないでほしいです。

チャレンジしないで後悔することだけは絶対やめて欲しいですね。

ー本日はありがとうございました。

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