Arxcs Magazine Vol.111 「成長を楽しむ。プロになるため」

【名前】菅野 翔斗
【経歴】FCLivent→ サンフレッチェ広島ユース→ 京都産業大学

高校時代について

-大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。

高校はサンフレッチェ広島のユースにいました。

プロになりたくて、サンフレッチェのトップ昇格を目指していましたが、コロナもあって、叶いませんでした。

そこで、プロになるために、4年間で力をつけてから夢を叶えようと考えたので、大学進学を決めました。

-京都産業大学に進学した経緯を教えてください。

1,2個上から自分の知っている選手や、Jクラブ出身の選手が集まってきていました。

なので、これから強くなっていくだろうというチームだなと感じました。

先輩から、環境の話を聞いて、どこの大学よりもサッカーに打ち込めると思ったので、京都産業大学に進学しました。

本人提供

大学サッカーについて

ー入学してからのギャップはありましたか?

中学高校と大人数で練習をする機会がなかったので、そこは驚きました。

あとは、自分の通用していた部分が発揮できなかったり、Bチームでも結構うまい人、強い人が多いなと感じました。

-ギャップを経験して、改善したことはありますか。

自分が武器としていた部分が通用しなかったので、そこを変えていこうと思いました。

1年生のオフシーズンに自分の武器をもっと生かすために体作りに取り組みました。

ー入部して成長を感じたことはありますか?

感謝の気持ちを持ってプレーすることです。

今年から、応援も解禁されて、Bチームの選手とか、中学時代のコーチに応援してもらう機会が目で見える形でありました。

今までは、そういうことに感謝するというのは考えてこなかったですが、そういうのを力にして、プレーできるようになったというのは成長した部分だと思います。

-苦しかったことや辛かったことを教えてください

1年生の時は開幕途中出場で試合に出ましたが、その後はなかなか出ることができませんでした。

1年生の6月には膝を手術してサッカーすらできない時期が続きました。

なので、1年生の時は思い描いていたようにはいきませんでした。

でも、2年生からは開幕から、コンスタントに試合に出れるようになっていきました。

-苦しい時期があったと思いますが、その時はどこに難しさを感じていましたか?

自分がやりたいプレーとチームが求めているプレーが違うところが難しいなと感じました。

なかなかかみ合わず、うまくプレーできなかったり、味方との連携がうまくいかなかったりしました。

でも、プロになるためにはまずは試合に出ないといけないと考えました。

なので、チームが求めていることをやりつつ、それができたうえで自分のやりたいプレーをするようにしました。

-京都産業大学の良いところはどこですか?

みんながすごいサッカーが好きなところです。

オフの日でもボールを蹴っているし、すごくサッカーに対してストイックです。

違うカテゴリーの応援も、率先してやったり、みんなが京産愛が強いところが良いところだと思います。

ー大学サッカーの良さ、魅力を教えてください。

大学サッカーの良さは、個人を伸ばせる場だと思います。

大学生は時間が多いと思います。

そこで、どれだけサッカー中心の生活ができるかが大事になってくると思います。

-それを活かすためにどんなことをしたらいいと思いますか?

自分の課題と向き合う時間を作ったり、自分の長所を伸ばす時間を作る必要があると思います。

自分は、午前中練習なので、そのあと授業にいって、夕方にフィジカル練習をしています。

必ず空いている時間があると思うので、いかに有効活用できるかが重要になってくると思います。

本人提供

これからについて

-今後のキャリアについて教えてください。

大学在学中にプロ内定を決めたいです。

そのために、サッカーに時間を使っています。

プロサッカー選手になるための行動をしています。

-今シーズンの目標を教えてください。

ケガをしたので、今は出れていません。

復帰して、コンディションは上がってきているので、ちゃんとスタメンで出続けられるようにします。

試合に出続けて、リーグ戦で2桁得点を達成します。

そして、関西選抜になることが個人的な目標です。

チームとしては、関西制覇、日本1が目標なので、チームの勝利に関われるようにすることが目標です。

-最後に、体育会学生にメッセージをお願いします。

限られた4年間という中で、サッカーに費やす時間を大切にしてほしいと思います。

自分の夢や目標に向かって、1日1日を大切に過ごしてほしいです。

あとは、今取り組んでることを楽しんでほしいと思います。

やらされているのではなくて、自分が楽しいからやっているというのをモットーに行動してほしいです。

ー本日はありがとうございました。
(この記事は2023年6月6日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。)

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