ten 
【名前】田口蓉
【経歴】静岡学園高校サッカー部→東京経済大学体育会サッカー部
大学サッカーについて
ー大学サッカーに入部し、一年が経つと思いますが感じることはありますか？
もともと、大学でサッカーをするつもりがなかったんですよね。
大学生になったらビジネスを学んでみたり、色々な人に会ったりしてみようと考えていました。
そんな中で、父親が僕のサッカーがすごく好きで喜んでくれていたり、高校の同期にも一緒にサッカーやろうと言ってもらえたので、大学でもサッカーを続ける決断をしました。
ただ、サッカー部は僕が入学した時から、コロナがあってなかなか活動ができません。
そんな状況でも感じることは、高校では監督やコーチがメニューを与えてくれて、モチベーションを高めてくれていましたが、大学サッカーは基本的に学生である自分たちからアクションしないといけないところです。
だからこそ、自分で目標立てることができない選手などは、どんどんカテゴリーも落ちていくなと感じています。
ー大学サッカーに入ってから、成長できた部分はありますか？
それこそ、自分たちから主体的にトレーニングに励むことや自分の頭で考えて行動することが多くなりました。
この部分はサッカーに限らず、どの世界でも結果を出そうと思えば当然必要な力だと思います。
Arxcsについて
ービジネスに興味を持ったきっかけはいつですか？
高校2年生頃から、漠然とビジネスに興味を持つようになりました。
そのきっかけは、高校入学時はプロサッカー選手になりたくて、静岡学園高校サッカー部に進学しましたが、流通経大柏や前橋育英などと対戦してみて、プロの世界との距離感を感じてしまったことです。
そこから将来を考えたときに、サッカー以外でお金を稼ぐにはどうすればいいのかを考えました。
当然、就職することも考えてはみましたが、周りの人間と同じことをすることが嫌いなので、起業してみたいなと思うようになっていきました。
この想いは親にも話してみて、「自分がそうなりたいのなら、挑戦してみれば」と言ってもらえましたし、そこで反対されなかったことも大きかったです。
もともと、誰かの言う通りに行動することが嫌いなので（笑）
だからこそ、たまたま高校の同期の紹介で杉山さんと出会えたことには感謝しています。
ー大学サッカーでは、部活外の繋がりはなかったんですか？
全くなかったですね。大学でサッカーだけやっていても、なかなかArxcsみたいな環境には出会えないと思います。
Arxcsに出会う前の頃は、学校で学んでみたり、色々な人の話を聞きに行こうと思っていたのですが、なかなかコロナもあって行動できていない状況でした。
そんな時に、高校の同期から杉山さんを紹介してもらい、とても運がよかったなと感じています。
ー実際に学んでみて変化はありますか？
それこそ、考え方は180度変わりましたね。
Arxcsで学ぶようになってからは、普段からビジネス思考で物事を見れるようになりました。
例えば、友達が将来古着屋をやりたいと言っていて、いきなり店舗を持つビジネスは固定費高いよな、とか感じるようになっています。
ビジネスの鉄則は、固定費を抑えて小さく始めることだと考えています。
だから、アパレルをやるにしてもSNSやECサイトなどから売り上げを作ることをしてから、店舗に移行していく方がいいと感じました。
ー今抱えている課題はありますか？
今は、ビジネスを学んでいる状態ですが、これから挑戦する事業がまだはっきり決まっていないことです。
けど、挑戦してみたいことはあって、実現できるかはわからないですが、サッカーを習いたくても、何かの原因でできなかったり、学校に行きたくても行けないような子達を支援をしたいという気持ちはあります。
自分はこれまで恵まれた環境で育ってきて、高校も大学も私立に行かせてもらえていますが、そうじゃない子達も大勢いると思います。
そのような子達に対して、きっかけを作りたい想いは少しありますが、これがビジネスになるかどうか、まだ正直わからないです。
最後に
ー残りの学生生活、これからの人生をどうしていきたいですか？
一つの目標は、学生の間に自分で売り上げを立てられる状態を作ることですね。
4年生になった時に、就職をしない選択肢を持つことができていると、選択に自由が生まれると思います。
その状態を作ってから、そこからどんどん結果を出せるようにしていきたいですし、自分が解決したい課題に挑戦したいと思っています。
ただ、部活も本気でやっているので、もちろんサッカーでも結果を出せるように必死に頑張りたいです。
ビジネスとサッカーの共通する点は、上手く行かないことが多い中で、それでも踏ん張って、反省して挑戦し続けることだと思います。
ー学生生活で意識していることはありますか？
サッカーだけにならないことですね。
大学４年生になってから、慌てるのではなくて、１、2年生の間にさまざまなことに挑戦して、多くの経験をした状態で4年生を迎えたいと思っています。
なんとなく毎日を過ごしていると、後で絶対後悔すると思うので。
ー本日はありがとうございました。
