Arxcs Magazine vol.001「面白くないことはやりたくない」松浦庄真

【名前】松浦庄真
【経歴】中京大学付属中京高等学校サッカー部 → IPU・環太平洋大学体育会サッカー部
【部活の取り組み】部活動内でのイベント開催、組織マネージメント、地域貢献活動、 大会運営、企業窓口
【YouTube活動】チャンネル登録はコチラ→https://youtube.com/channel/UCaFfjBYYINcLIXk0YjUzwFQ

大学サッカー”IPU・環太平洋大学”を選択した理由

ー大学サッカーには、どんな思で入部されましたか?

大学に進学した想いは、プロサッカー選手になることでした。

ただ僕は、周りと同じことをすることが嫌いで、高校の同期がほとんど中京の大学に進学したので、名古屋の中京大中京から岡山のIPUを選びました。

また、高校から大学に入学する時に、自分の中でルールを決めていて、大学3年生までにトップチームに上がれなかったら、プロは諦めようと考えていました。

あと入学当初から、もう一つの目標があり、将来サッカークラブを作るという夢があります。

しかし、立ち上げるためには知識も人脈もなかったので、大学の間にビジネスを学ばないといけないと強く感じていました。

プロを諦めるという選択

ー大学3年生になって、具体的にどんなアクションをとってきましたか?

このまま、ずっとサッカーだけやっていたら、まずいとは思っていました。

そこで、サッカー部の幹部としてチームをまとめることや、地域のボランティアなどの地域貢献活動にも、積極的に参加するようになりました。

それから4年生になると、周りは就職活動を始めましたが、自分はより部外での活動に取り組みました。

それが結果的に、SNS経由がきっかけで飲食店の方と共同で200人を集めるイベントを開催することができました。

また、YouTube、TikTok活動も友達と取り組んできて、今では街で声をかけられるようになってきています。

どれを取っても、自分1人では到底実現できなかったと実感しています。

さらに、Arxcsでビジネスを学んでいたこともあり、キャリアセンターからの紹介で、後継者がいない会社の経営参画のお声がけもありましたね。

就職活動をしないという選択

ー就職活動は、実際にしなかったんですか?

そうですね。

もともと。人と違うことがしたい思いがあって、このままだと人生がつまらないと感じていました。

自分の将来を考えたときに、サラリーマンになって、昇進していくことは自分には合わないと思いましたし、とにかく挑戦し続けていたくて、とりあえず就職するのではなく、何か自分で事業を作れるようになりたいと思っています。

ー周りの目は気になりませんでしたか?

そうですね。

たまたま、IPUの同期にはプロを目指す選手も多く、環境的に苦しかったことはなかったです。

ただ、年末ごろは本当にこのままでいいのか、少し不安な時期はありました。

Arxcsについて

ーArxcsとの出会いを教えてください。

杉山さん(Arxcs代表)と出会ったことが大きいですね。

たまたま、高校の同期がFC淡路島に所属していたこともあり、その同期から紹介していただいたのが、杉山さんでした。

杉山さんがFC淡路島のGMをされており、クラブ経営とビジネスが学べることがマッチしたことで、直感で入りましたね。

実は、Arxcsに入る前にも、違うビジネスのコミュニティの話は聞いていました。ただ、自分に合う環境がなくて、、、

起業したいが自分のゴールではなく、自分がどうなりたいのかを明確にして、そのためにビジネスが必要だという考え方に共感したからだと思います。

ーArxcsに入ってみて、変化はありますか?

自分はとにかく、すぐ行動して失敗することを繰り返していました。

しかしArxcsに入って、ゴールの設定の仕方やロジカルシンキングが身につきました。

どうしても、やりたいことが先行してしまうのですが、ファイナンスベースで戦略を立てることができるようになって、200人を集客したイベントも学んだ知識を活かしながら、開催することができました。

最後に

ーこれからの人生をどうしていきたいですか?

自分は、面白くないことはやりたくないですね。

サッカーもこれまで18年間続けてこれたのも、面白かったからです。

だからこそ、これからの人生も、興味あることに挑戦し続けることができる状態で在りたいです。

そして、これまで関わってくれた人々に恩返しができるようになっていきたいと思っています。

そのためにはお金は必要ですし、自分で作り出せるようにならないと実現できないなと感じています。

ー大学スポーツに関わる学生の皆さんに伝えたいことはありますか?

Arxcsに入ってみて、体育会学生が多くて、自分と同じ課題感を持っていたり、共通することが多い仲間と出会えることに、とても価値を感じています。

就職するメンバーも当然いますし、大学を中退してベンチャーでインターンしている Arxcsメンバーもいます。

自分で起業している仲間もいます。体育会でこんな環境は他にはありません。

だからこそ、体育会学生の皆さんには、部活以外の人たちと繋がりを作ることを強くお勧めしますし、飛び込んでみる価値は大いにあると思います。

体育会学生に言えることは、間違いなくサッカーだけやっていてはいけないということです。

ほとんどの学生が大学でスポーツを引退する中で、どうして部活だけやっているのかがわからないんですよね。

もっと知らない世界を見ようとするべきだと思います。

色々なことにアンテナを張って、学生生活を過ごして欲しいと思います。

ー本日はありがとうございました。

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