Arxcs Magazine Vol.122 「キャプテンとしての役割を全うする」

【名前】中別府 柊太
【経歴】日章学園中→日章学園高→宮崎産業経営大学

高校時代について

-大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。

正直、高3の夏ごろまではサッカーを高校でやめようと思っていました。

しかし、そんな時に今の大学の監督に「プロになれるポテンシャルがある」と言われ、大学4年間頑張ってみようと思い大学サッカーをすることに決めました。

また、宮崎産業経営大学を選んだ経緯としては他の大学からのオファーもあり、練習に参加しましたが、自分に自信がないというのがありました。

なので、挑戦するよりも宮崎産業経営大学で1年のころから試合に出て、経験やスキルを得たいと思ったからです。

本人提供

大学サッカーについて

ー入学してからのギャップはありましたか?

グラウンドが高校では人工芝だったんですが、大学は土での練習だったので環境の面でギャップを感じました。

プレー面では技術は自信をもって出来ていましたが、フィジカルが弱いというところで悩みがありました。

-入部して成長を感じたことを教えてください。

ボールを受けるのが怖くなくなったというのが大きかったです。

高校時代は守備型の選手だったので怖さがありました。

しかし、大学で判断や頭の回転スピードが上がったことで、プレーに余裕が出来てボールを受けることが楽しくなりました。

ー主将になった経緯を教えてください。

1年の時から学年リーダーという立場になり、3年の時には主務という役割ももらいました。

それから、チームのホテルの予約や試合の時の審判のスケジュールの準備をしたり、学校に書類を出すという作業をするようになりました。

そして、キャプテンを決めるときにそのような役割をこなせる人がなったほうがいいということでキャプテンをすることになりました。


━主将の難しさや苦しさはありますか?

自分は普段の生活では結構ふざけるタイプなので、ピッチ内外でのメリハリをつけるようになりました。

ピッチ内では、言動に気を付けてキャプテンという役割を全うするところに難しさを感じています。

━チームをまとめるうえで意識していることはありますか?

自分はプレーで引っ張るタイプだと思っているので、チームが苦しい時に自分がどれだけ頑張れるかということを意識してやっています。

-大学サッカーの良さ、魅力を教えてください。

新しい可能性を広げられる場だと思っています。

高校時代はすごかったけど大学ではそんなにだなという選手もいると思います。

大学では自分の時間ややれることが増えて、サッカーへの熱意が削がれてしまう人もいると思います。

そういうのに流されず自分を持っている人が、一気に伸びるのが大学の良さだと思います。

本人提供

これからについて

-今後のキャリアについて教えてください。

悔いの残らないように、やれるところまではプロを目指そうと思っています。

もしもプロになれなかったら、就活をしようと思っています。

-今シーズンの目標を教えてください。

九州No.1のボランチになることが目標です。

今、アビスパ福岡でプレーしている重見柾斗選手とデンソーの時に一緒にプレーして、プロに行く選手のレベルを肌で感じることが出来たと同時に、そこまで大きな差はないと感じました。

-最後に、体育会学生にメッセージをお願いします。

大学で部活をやっていると誘惑も多いと思います。

ただ、それに負けずに自分と向き合って、日々努力することが成長につながると思います。

なので、自分の芯をもってもらいたいと思います。

ー本日はありがとうございました。
(この記事は2023年6月21日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。)

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