Arxcs Magazine Vol.078「練習に意図がない、なんてことはない。」

【名前】松本 賢士
【経歴】神戸星城高等学校→高知大学
【実績】2022.2023.DENSOカップチャレンジサッカー四国選抜
【部内での役職】主将

高校時代について

-大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。

元々プロサッカー選手になりたいと考えていましたが、

プロになれなかった時のことを考えたら大学で知識をつけた上で進路を決めていきたいと思っていました。

その中でも国立大学でサッカーが強いところでサッカーがしたいと思っていたので高知大学を選びました。

ー高知大学に進学した経緯を教えてください。

僕は商業高校出身で、大学センター試験では、国立大学を目指せる実力はありませんでした。また、金銭的にも私立大学には行ける状況でもありませんでした。

そのような中で、たまたま高校の恩師が高知大学OBで恩師に勧められて推薦試験での入学を目指すようになったのがきっかけです。

高知大学の推薦試験は面接だけで合否が決まる試験だったので僕にはありがたかったですね。

本人提供

大学サッカーについて

ー入学してからのギャップはありましたか?

僕が入部したタイミングが新型コロナウイルス感染症が流行していた時期でトレーニングができなかったり人とも関われないことが「何してんだろ…」ともどかしかったですね。

また、高校ではトップチームでやれていたとしても、下のカテゴリーからスタートした事に悔しさともどかしさを感じました。

-入部して成長を感じたことを教えてください。

高知大学サッカー部では、小学生を対象に練習教室を行っていて小学生に自ら指導することで、

「サッカーの練習には意図があること」を改めて学ぶことができました。

自分で練習を組み立てることでサッカーIQが高校の時よりか成長できたと感じています。

-主将になった経緯を教えてください。

主将候補だった選手が海外挑戦しに行くことになって、誰を主将にしようかという話になりました。

最初は、1人で責任を背負う環境にとても抵抗があったのですが、濱さん(現在cebufootballclub)とお風呂に入りながら「ミスしてもいいからやりきろう」など色々アドバイスを貰えました。

最終的には自分から立候補して主将になりました。信頼していた濱さんに背中を押してもらえたことが大きかったですね。

-ここまでの大学サッカーで得られたことは何ですか?

大学に来てOBの方や外部の方と関わる機会が増えました。

昨年の夏に高知大学サッカーフェスティバルを開催する機会があって、10チームほど参加してもらいました。

大会準備で各監督とのやり取りやOBとの電話など様々な経験を得ることができました。

本人提供

これからについて

-今後のキャリアについて教えてください。

信頼している濱さんでもJリーグから声がかかっていない状況で、自分がプロサッカー選手になれるポジティブなイメージを持てていません。

ただ、サッカー自体はとても好きなので関連企業に就職したり、指導者としてサッカーに関わっていきたいと考えている最中です。

大学サッカーでは、高みを目指す姿勢は崩さずプロサッカー選手になる夢を追いかけ、下の子たちの見本になる存在になりたいです。

-最後に、体育会学生にメッセージをお願いします。

大学サッカーはいろんな人に支えられながらできるスポーツです。

スポンサーやいつもお世話になっている食事屋さんなど感謝の気持ちを忘れず繋がりを大事にしてほしいと思います。

自分たちがサッカーを頑張れば周りは喜びますし、時には支えられながらって感じでコミュニケーションを大事にサッカーを楽しんでもらいたいですね。

ー本日はありがとうございました。
(この記事は2022年1月13日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。)

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