ARJ Magazin Vol.003「無名選手から300人をまとめるキャプテンへ。そしてJリーグへの返り咲き」

【名前】田路耀介
【経歴】ツエーゲン金沢/FC徳島/ラインメール青森FC
【活動】YouTube

学生時代について

ーサッカーを始めたキッカケを教えてくださ

仲が良かった友達がサッカーをやっていて、小学2年生の終わりくらいに、誘われたのがキッカケですね。

お父さんがずっと空手をやっていて、その影響から僕もずっと空手を習っていたのですが、友達からの誘いをキッカケに始めて見ると、サッカーの方が楽しくなって、そこからサッカーに専念していきましたね。

ーサッカー選手を目指したのはいつ頃からでしたか?

小学生の時は町クラブの少年団だったのですが、中学生になり、セレッソ大阪のジュニアユースに入った瞬間に、「プロになる」と決心しました。

小学生の時は全くの無名選手だったのですが、セレッソ大阪という有名なJリーグの下部組織に入ったことで一気に自信がつきましたし、

下部組織はトップとの距離が近く、プロまでの道筋が見えやすかったことで、「プロサッカー選手」という未来がより鮮明になりました。

ーどのようなことを意識して取り組んでいましたか?

常にアピールというか、「自分を表現する」ということを意識していて、例えば声を出したりとか、人の目に留まるようなプレーや振る舞いを大事にしていました。

高校生の頃はキャプテンもやらせて頂いて、僕が所属していた興國高校では部員が300人くらいいるチームだったこともあり、全体のリーダーシップを取ることが求められていました。

特に選手権となると、試合に出られない応援団メンバーのモチベーションのコントロールが難しくなるので、各チームのキャプテンを集め声掛けをし、チームに一体感をもたらす取り組みもしましたね。

プロサッカー界について

ーサッカー選手の魅力を教えてください

まず、自分が大好きなサッカーを仕事にできるというのは一番の魅力だと思います。

また、プロとして夢や目標に向かって1試合、1試合、戦っていくことのやりがいも1つの魅力だと思いますね。

ープロサッカー選手になって最も苦労したことを教えてください

僕は高校を卒業してプロの世界に入った訳ですけど、やはりプロのレベルは高くて、最初は自分をアピールするというよりは、練習についていくのに精一杯という感じでした。

それと僕は大学からではなく、高校からプロになったので、よりギャップがとてもあり苦労しましたね。

ーサッカー界に入って驚いたことはありますか?

練習着の洗濯とか、スパイクの手入れとか、自分にとって良いことか分からないですけど、全てクラブの方々がやってくれると知らなかったので、凄く驚きました。

練習着も専用のカゴに入れれば次の日には綺麗になって返ってきますし、J1、J2のクラブでは当たり前なことかもしれないですけど、凄いことだと思いますね。

これからについて

ー今後のキャリアについて教えてください

一度はJリーグの世界でプレーしましたが、今はこうしてJFLでプレーしているので、もう一度Jリーグの舞台に戻りたいという気持ちがあるのと、J1、そして世界で戦えるような選手になるというのが今の目標です。

ーセカンドキャリアでのビジョンはありますか?

何をやるかは今考えているところですが、人々に笑顔や元気を与えられるような活動をしていきたいと思っています。

また、僕は高校を卒業してプロになって、早い段階でARJと出会って、自分の無知さを感じることができて凄い良かったと思いますし、ARJの中でビジネスの知識や実践的な学びもあるので、より自分の未来への期待やワクワクする要素がたくさんあると感じています。

ー最後にアスリート、体育会学生にメッセージをお願い致します

僕もアスリートとして何か夢や目標を持って過ごしているのですが、このメディアを見ている体育学生やアスリートの方々も、環境や立場はそれぞれで違いますが、自分のやりたいことや目指す何かをしっかり持って行動するのが大切だと思います。

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