Arxcs Magazine Vol.132 「たちに夢を。細部にこだわり成長する」

【名前】木戸 雄登
【経歴】大分トリニータU-18→桐蔭横浜大学サッカー部

高校時代について

-大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。

高校は大分トリニータユースでプレーしていましたが、TOPチームに昇格することはできませんでした。

その時にどうやってプロになるか考えたときに、多くの先輩方も大学サッカーをしていたので、自分もそうすることにしました。

━桐蔭横浜大学を選んだ経緯を教えてください。

最初は産業能率大学一択でした。

そして、練習参加をさせてもらいましたが、その結果は不合格でした。

でも、自分は関東の大学に行きたいと思っていました。

そんな時に、大分トリニータユースの監督から、桐蔭横浜大学が気になっているらしいという話を聞きました。

なので、練習参加をし、そこで声をかけてもらいました。

自分も、1部のチームだし、人数も多くないので試合に出る機会も多いと思い、桐蔭横浜大学に行くことにしました。

本人提供

大学サッカーについて

ー入学してからのギャップはありましたか?

コロナの影響で授業もオンラインだったり、部活も6月ぐらいまでできなかったので、馴染むのにかなり時間がかかったし、不安がありました。

-入部して成長を感じたことを教えてください。

大学2年目ぐらいまでは、チームのために動くことが出来ていませんでした。

自分は2年の途中までBチームでやっていましたが、「結果を残しているのになんでTOPチームに上がれないんだろう。」という思いを持っていました。

その結果、自分を出そうとしすぎて空回りしそうになったり、指導者の話を聞かなくなってしまうこともあり、良くない方向に進みそうになっていました。

しかし、何がきっかけかは分かりませんが、メンバーに入るようになったころから、人間性のところが変化したと思います。

ー役職について。

新4年生になる前の面談で、監督と話していて、監督の中にキャプテンにしたい選手がいました。

ただ、その選手はプレーで引っ張っていくタイプの選手だったので、自分が副キャプテンになってチームをまとめたりする役割を担うことにしました。

━副キャプテンの難しさはありますか?

チームを引っ張る立場なので、自分が試合に出れないときや練習でミスをした後の振る舞いというのを意識してやっていかないといけないというところです。

ー大学サッカーの良さ、魅力を教えてください。

高いレベルでできることと、天皇杯で勝ち進めばプロと試合が出来るということが魅力だと思います。

あとは、プレー以外の成長が出来る環境だと思います。

本人提供

これからについて

-今後のキャリアについて教えてください。

サッカーは続けていこうと思っています。

自分はキーパーをしていますが、身長は大きい方ではないので、身長がある程度なければプロになれないと思ってしまっている子どもたちに、そうじゃないと思ってもらえるようにプロの世界で活躍したいと思っています。

ー最後に体育会学生にメッセージをお願いします。

「勝利の神様は細部に宿る」という言葉のように、サッカーは細かいところで勝負が決まる競技だと思います。

なので、きつい時でも細かいところにこだわって取り組むことが大切だと思います。

そうすれば結果もついてくると思うので、頑張ってみてください。

ー本日はありがとうございました。
(この記事は2023年6月29日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。)

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