【名前】東山 航也
【経歴】中京大中京→山梨学院大学
高校時代について
-大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。
サッカー選手になりたいという夢が高校卒業後にもありました。
もう1つは、就職に関しても体育会を出ていた方が強いというのは知っていました。
なので、この2つを達成できるとなった時に、大学サッカーをやるという決断をしました。
-山梨学院大学を選んだ経緯を教えてください。
県外に出て1人暮らしをしたいという思いがありました。
もう1つは関東でプレーしたいと考えていました。
でも、1つの悩みとして、寮には入りたくありませんでした。
なので、寮に入らずに、関東でサッカーができる場所を探していました。
ちょうどそのタイミングで、山梨学院大学から推薦をいただいていたので、そのまま進学しました。
大学サッカーについて
ー入学してからのギャップはありましたか?
ありました。
みんな真剣にサッカーに取り組んでいると考えていたのですが、下のカテゴリーを見ると遊び感覚でサッカーをしている人もいます。
そういう面での理想と現実のギャップはありました。
-その理想を埋めるために行った取り組みはありますか?
トップチームは真剣に取り組んでいるので、トップチームに早く上がりたいと思っていました。
そのために練習したり、Bチームにいるときはその中でも真剣に取り組んでいる人を見つけて、一緒に切磋琢磨していました。
-入部して成長を感じたことを教えてください。
大学サッカーに入り、理想と現実のギャップを埋めるために、自分から動いて試行錯誤したところです。
高校時代はサッカーをやらされていた感覚がありましたが、自分で考えて主体的にやるようになりました。
なので考える能力は身についたと思います。
-大学サッカーの良さ、魅力を教えてください。
大学サッカーは良くも悪くも自分でやらなきゃいけない世界だと思います。
なので、自分には今何が足りないのか、などを分析できるのは1つ魅力だと思います。
もう1つは自立できるところだと思います。
-アメリカ留学をしたきっかけを教えてください。
大学1年生の時にコロナで部活ができない時期がありました。
その時期にサッカー以外で何が自分に残るのかを考え、何もないなと気づきました。
そこで、英語の勉強を始めました。
英語の勉強をしているうちにSNSなどで先輩が留学に行っている写真などをあげていて、それを見て留学いいなと思いアメリカに行きました。
-アメリカ留学に行って良かったことは何ですか?
留学して価値観が広がりました。
価値観ってみんな言うと思いますが、うわべでは無くて本質的なところを知れたと思います。
自分の常識だと思っていたものが非常識に変わったり、色々な人と英語で話すようになり、様々な価値観に触れました。
その中で、人生を楽観的に見れるようになりました。
自分がレールに沿った生き方をしなくてもいいんだと思えるようになったのが自分の中で大きかったです。
-大変だったこと、難しかったことはありますか?
生活面ではあまりありませんでしたが、英語面ではありました。
アメリカでも日本人が多い環境でした。
そうなると留学に行っても日本語でしゃべる機会がどうしても多くなります。
ここも理想と現実のギャップでしたが、アメリカでの日本人とのかかわり方は悩みました。
関係も維持しないといけないし、でも日本語ばっかりになってはいけないと考えていました。
-サッカー部をやめた理由を教えてください。
当時、大学1年生から留学に行きたいと思っていたので、監督やコーチに伝えました。
その時に、推薦で来ているから留学いくならサッカー部をやめろと言われました。
僕の中ではなんで辞めないといけないのって思いました。
今まで何年と続けてきたサッカーを終わらせてしまっていいのかという葛藤がありました。
そこからだらだらとサッカーを続けていきました。
その中でも英語の勉強は続けていて、あと半年でその気持ちが変わらなかったら留学に行こうと自分の中で決意しました。
なので、もう1度監督やコーチに話に行って、辞めるなら行っていいと言われたのでやめて行きました。
これからについて
-今後のキャリアについて教えてください。
今は休学していて、編入を考えています。
山梨学院大学からドイツの大学に応募していて、編入出来たらドイツに行きます。
その後はサッカーに関わる仕事をしたいと考えているので、そのまま現地でインターンや就職をしたいと考えています。
もしドイツに行けなかったら、山梨学院大学を卒業して、海外の大学院に行くか、ワーキングホリデーなどで海外に働きに行ったりしたいです。
最終的には海外で仕事を得ることが目標です。
ー最後に体育会学生にメッセージをお願いします。
大学は自分に充てる時間が多いです。
その中で、自分がどうなりたいかを考えることでその時間を有意義に使えると思います。
遊ぶのも大切だと思いますが、そこにもちゃんと意味を持って遊ぶことが大切だと思います。
ー本日はありがとうございました。
(この記事は2023年6月30日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。)