Arxcs Magazine Vol.115 「チームを変える存在。自分を信じ続ける」

【名前】蔵光 利紀
【経歴】ガイナーレ鳥取u18→森ノ宮医療大学サッカー部

高校時代について

-大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。

小さいころからサッカー選手になりたいと思ってやってきました。

その思いでサッカーを続けてきましたが、高校時代に挫折をして、高校3年生のはじめまでなかなか試合に出ることが出来ませんでした。

しかしその時に、どうやったら試合に出られるかを考えて行動したことで試合に出れるようになりました。

その経験から、自信が持てるようになり、大学でもっとやれるんじゃないかと思ったので、大学サッカーをすることに決めました。

━森ノ宮医療大学に進学した経緯を教えてください。

サッカーもいつかはやめる時が来るからセカンドキャリアについても考えて選んだほうがいいと親や監督などから言われました。

そして、何がしたいのかを考えたときに、中学校時代にお世話になったトレーナーの方がいて、その方に憧れがあったし、自分は人と話すことが好きだったので、サッカー以外であれば、トレーナーの道に進みたいと思いました。

それから、医療系の大学を探していた時に、監督から森ノ宮医療大学を紹介してもらい、そこに行くことにしました。

本人提供

大学サッカーについて

ー入学してからのギャップはありましたか?

勉強の面で言うと、覚えることや小テストが多く、とても大変です。

サッカーの面では、率直にレベルが低いなと感じました。

技術やチームとしても上級生に対して下級生が何も言えないという面で他の大学と比べて劣っているところが多いなと思いました。

ー入部して成長を感じたことはありますか?

大学で初めて試合に出たときに、誰も声を出さないというチームの状態を感じて、自分が声を出して引っ張っていく存在にならないといけないと思いました。

それから、「チームを変えていく」という意識でやっていたら、上級生が自分の意見に乗っかってきてくれたり、「キャプテンやってみるか?」と言われるようになりました。

そういうところから、リーダーシップの面が成長してきていると思います。

ー役職について。

学年の中でリーダーの役割をしたり、練習の最初と最後の挨拶を任されています。

リーダーシップの部分で、試合中にチーム全体に自分が声をかけ続けることによって、最後まで戦えるようになってきていると思います。

ー大学サッカーの良さ、魅力を教えてください。

いろいろな高校から選手が集まっていて、それぞれの環境で得た経験や考えを各々が持っているので、コミュニケーションをとる中で自分と違った発想を取り入れられるというのが良さだと思います。

本人提供

これからについて

-今後のキャリアについて教えてください。


サッカーを続ける限りはプロを目指していきたいと思っています。

セカンドキャリアは、選手を支える立場であるトレーナーになりたいと思っています。

-今シーズンの目標を教えてください。

ただ勝つとか、ただ自分が点を決めるのではなく、チームに貢献したうえで自分が1番点を決められるようにしたいです。

-最後に、体育会学生にメッセージをお願いします。

伝えたいことは、「何事も自分で決める」ということです。

今の学生は周りに流されてしまうことが多いと感じています。

それによって、自分で責任を持てなくなってしまうし、好きなことが見えなくなってしまうと思っています。

なので、自分で決めるということを大事にしてもらいたいです。

また、自分はサッカー選手になるという夢を掲げたときに「お前には無理だ」と言われたけど、それでも自分を信じてやってきて今があるので、周りに何を言われても自分の夢を信じ続けて欲しいと思います。

ー本日はありがとうございました。
(この記事は2023年6月15日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。)

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