Arxcs Magazine Vol.105 「主将の覚悟。今できる事をする」

【名前】阿部 夏己
【経歴】徳島市立高校→日本大学サッカー部

高校時代について

-大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。

高校でプロになることは実力的には厳しかったですが、その夢を叶えるために大学に進学しました。

-日本大学を選んだ経緯を教えてください。

他の大学にも練習参加はしましたが、なかなか推薦が貰えませんでした。

その時、高校の監督に日大に言ってみなと言われました。

そこで練習に参加した時に推薦の話をもらいました。

個人的にも関東の大学に行きたかったので、日大を選びました。

本人提供

大学サッカーについて

-入学してからのギャップはありましたか?

レベルの高さには驚きました。

今まで四国のチームでやっていたので、関東の高いレベルでサッカーをするのは招待試合や遠征でしか戦う機会がありませんでした。

そういった、ユースだったり、全国レベルの高校出身者が集まる中で、自分の力の無さを痛感しました。

ギャップというよりも衝撃でした。

-具体的に、どんなところで衝撃を受けましたか?

フィジカルや、球際、判断スピードなどです。

足元の技術というよりは、フィジカルの面で衝撃を受けました。

高校から、もう1つレベルをあげなきゃいけないと感じました。

-高校とは全く違う感覚でしたか?

高校が強豪校というわけではありませんでした。

なので、毎日の練習は、自分が1番へたくそという気持ちで臨んでいました。

高校とは違う立場での練習だったので、毎日必死でくらいついていました。

-入部して成長を感じたことを教えてください。

大学に入った時はプロになることしか考えていませんでした。

チームよりも自分のためにサッカーをしていました。

プロになりたいと思っていたのは自分だけでは無くて、先輩にもいました。

その先輩は結果的に、プロにはなれませんでした。

それでも、先輩と自分で違うのは、チームのためを思っているかどうかという部分でした。

先輩は、チームのために行動したり、自分を犠牲にしてチームのために働いたりしていました。

先輩は自分のためだけにサッカーをしていませんでした。

そんな先輩を見て、自分もサッカーへの捉え方、考え方は変わったと感じます。

-変わったきっかけなどはありますか?

自分が2年生の時、4年生だった先輩がそういう方でした。

その人は試合にはあまり出ていませんでしたが、ピッチ外のところでチームのことを思って行動する人でした。

その人がいなかったら、今の日大サッカー部の土台は作れてなかったと思います。

そういった面で、そんな先輩と出会えたことが、自分が変化するきっかけにもなりました。

-主将になった経緯を教えてください。

自分は1年生の時から学年リーダーをやっていました。

それは監督の方から指名を受けてやっていました。

そのままの自然な流れで主将になりました。

-主将になってからの難しさ、苦しいことはありますか?

自分自身がコンスタントに試合に出続けられているわけではありませんでした。

3年生の後期にはケガをしてしまい、離脱していましたが、チームは1部昇格を達成しました。

とても嬉しかったですが、自分は何もやってないなという悔しさを持っている中で主将になったので、自分が何ができるのかは日々考えています。

それでも、そこに答えはないと思っていて、色んなことができるし、色んなことをやらなければいけません。

その都度、今チームに何が必要かを考えて行動するというのは難しさを感じます。

自分が出れていないというもどかしさをそこに持ち込むのは違うなとも思いますし、そこに流されるのは自分の弱さであると思います。

もっと俯瞰してチームを見ないといけないと思います。

-主将になって良かったと思うことはありますか?

今は正直苦しい状況のほうが多いです。

それでも、最後、自分が主将をやってよかったなと思えるような行動ができるようにしていきたいです。

-具体的にどんな変化を求めていますか?

個人的に思っていることですが、3年以内に関東の大学サッカーを牽引するというのを目標にしています。

正直、今年1部に上がったので、そんな経験は無いので、いかに後輩に残していくかというのは自分がやれることだと思います。

また、その土台を作ることも自分ができることだと思うので、後輩に残せるような変化を起こせたらと思います。

-大学サッカーの良さ、魅力を教えてください。


良い意味で自分次第だと思います。

高校と違って、自分1人でやれることだったり、時間があると思うので、それをいかに有効に使えるかで自分の将来を決められると思います。

また、高校ではまだ大学でもサッカーができるという選択肢がある中で、大学サッカーはサッカーを続けられるか、続けられないかの2択になります。

その中で、自分で考えることが増えて行ったり、考える力は自然と身についてくると思います。

本人提供

これからについて

-今後のキャリアについて教えてください。

1番はプロになって活躍することや、自分の育ててもらったクラブに恩返しとして戻りたいというのがあります。

でも、社会人として、人間として、社会にどう貢献できるかや、自分の価値を示せるかという部分ではまだまだ成長しなければいけない部分があります。

そういった意味で、もっと突き詰めて、残りの大学生活を充実させたいです。

━今シーズンの目標を教えてください。

リーグ戦で上位に食い込むことで、インカレ出場も見えてきます。

夏にはアミノバイタルカップや総理大臣杯もあるので、どれかタイトルを1つでも取れるようにチームとして頑張っていきます。

-最後に、体育会学生にメッセージをお願いします。

1日1日のサッカーの時間やそれ以外の時間を大切にしてほしいです。

自分の夢や目標をブラさずに頑張っていきましょう。

ー本日はありがとうございました。
(この記事は2023年5月12日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。)

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