Vol.013「新たな挑戦」

【名前】不破将生
【経歴】福岡大学サッカー部→アルビレックス新潟シンガポール

関西空港から飛び立ち数ヶ月がたった。最後のチャンスだと思い、飛び込んだ環境。いろんな想いを胸に覚悟を落ち、このシンガポールの地にやってきた。

大学では、福岡大学で4年間サッカーに打ち込んだがなかなか試合に出れず振り返ってみると、公式戦のピッチに立つことは少なかった。大学4年のある時期には、就職も本気で考え就職活動も行なった。

4年間を総括して結果を出すことはできなかったが、サッカーだけに問わず、大きな成長があった。

しかし、4年間の「悔しさ」だけは消えることはなかった。

「J1の舞台で活躍する」と高い大きな目標を掲げて入学したはずだったが、大学でさえ活躍することはできずに終わった。

そんな時、たくさんの方のおかげでチャンスが転がってきた。

日本ではなくシンガポールという全く違った環境ではあったが、サッカー人生において最後のチャンスだと思い覚悟を決めた。

そして、シンガポールに来てから1ヶ月がたった。徐々に生活には慣れてきたところではあるが、この環境が当たり前になることなく、常に自分を磨き続けたい。

一年という限られた時間の中で、大学時代と同じようにプレーしていたり、生活していたりすると大学時と結果は何も変わらない。大学4年間、サッカーに対して本気で向き合い続けてきた自信はあるが結果として形に残らなかったのには何らかの原因がある。その原因を明確にし、改善していく必要がある。シンガポールという新たな地で、高い基準を追い求め続け成長した姿で日本に戻る。

今年一年の目標は、圧倒的な守備力に加え、アシスト王になるという目標を掲げている。大学時代は目標に対してがむしゃらに突き進むだけで、自分の考えだけでは偏りがあるにも関わらず、人の考えや客観的な視点をもらおうとしなかった。まずは、そこの考え方を柔軟に持ちながらも自分の軸をぶらさず、課題を克服していきたい。

シンガポールでサッカーをしていて、Jリーグとは違い日本へは情報が届くことは少ないが、シンガポールでの活躍が日本に届くように日々取り組んでいきたい。

少しでもシンガポールのサッカーが日本に届くように私自身も発信していきます。シンガポールの環境や海外でのサッカーで気になることがある方は遠慮なく、聞いてください!

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