Vol.051「私にとってArxcsとは」

【名前】松本 賢士
【経歴】高知大学体育会サッカー部 主将

初めまして。
高知大学体育会サッカー部2023シーズン主将の松本賢士です。

私にとってArxcsとは「軸を形成する場所」です。
そもそも私がArxcsに興味を持ったきっかけは自分と同じ境遇を体験している人間やそれ以上の環境で活動している人から刺激を受け、自分の主将としての在り方を完成させようと思ったからです。

皆さんは孫子というものをご存じでしょうか?
これは中国、春秋時代末期に孫武によって書かれた最古の兵法書です。
孫子は13篇で構成されており、これの冒頭、計篇の中でリーダーが持ち合わせておくべき5つの徳が説かれています。

「将とは智・信・仁・勇・厳なり」
将とは、現代で言うリーダーのこと
智とは、情報と知識をもとに物事の本質を見抜き、先を見通す力
信とは、部下からの信頼
仁とは、部下への愛情や思いやりを持つこと
勇とは、勇敢な行動ができ、決断力があること
厳とは、メンバーを統率するための厳しさ 

これに自分を当てはめてみたときに持ち合わせているものは「厳」のみだと感じました。しかし、実際に必要なのはそれ以外の4つなのではないかと思います。「厳」のみを持ち合わせたリーダーが存在する組織、これは軍隊やオオカミの群れのような状態といえば想像しやすいでしょう。
そんな状況では組織の人間には心理的安全性や帰属意識は生まれません。

なぜ、私は「厳」以外の徳を持ち合わせていないのか。それは自分に「軸」がなかったこと。これに尽きます。自分一人では主体的に動くことが出来ず、また、自分を信じられていないため他人のことすら信じることが出来ず自分で何とかしようとしてしまう。
つまりは、精神的に弱かったのです。

Arxcsにはリーダー経験者が多数いたため、共感してくれる人間もいましたし、私の何倍も大変な経験をしたことを伝えてくれた人間もいたため、彼らの経験・想いを自分に落とし込むことが出来ました。
また、人生設計の初期段階で自分自身の深掘りを行ったことで自分自身の本質に気づくこともできました。

自分に軸が形成されたことにより心理的な余裕が生まれ、他者にまで目を向けることが出来るように少しずつ変わってきました。
自分のリーダー像を確立できたのはArxcsがきっかけと言っても過言ではないでしょう。自分自身を見つけるきっかけの場、刺激を受けられる場所がArxcsにはあると思います。いわば体育会学生のための「インド」のような場所だと思います。

将来が不安な人や自分探しをしている人、刺激を求めている人はArxcsというコミュニティ・環境に身を置き積極的に活動してみてください。きっとこれまでとは何かが変わるはずです。

私自身、人生設計やモノポリー(経営者のためボードゲーム)に関しては全く活動に参加できていないので意欲的に積極的に活動したいと思います。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
これからよろしくお願いします。

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