Arxcs Magazine Vol.151「選手と共に勝利の瞬間を味わう」

【名前】山野内 奏海
【経歴】昌平高校→青山学院大学

高校時代について

-高校時代にマネージャーをした経緯を教えてください。

マネージャーを始めたきっかけは、兄が小さい頃からサッカーをやっていて、両親が兄を支えている様子がかっこいいなと思っていたことや、自分がサッカーをやっていた経験があって支える側としてサッカーに関わりたいと思っていたので、マネージャーになりました。

青山学院大学に進学した経緯を教えてください。

元々関東リーグに所属している大学でマネージャーをしたいと思っていて、高校時代に進路を考えた時に、センター試験のギリギリまで部活動があったので、担当の先生から指定校推薦を紹介されて、青学に進学しました。

本人提供

大学サッカーについて

-入学してからのギャップはありましたか?

高校の頃は先輩のマネージャーがいなかったので、大学のマネージャーの雰囲気がつかめず不安な時期もありましたが、実際に入ってみるとほんとに楽しくて、周りの先輩たちは仕事ができてオフの時間はとても楽しそうで、今は非常に充実した毎日を送ることができています。

-入部して成長を感じたことを教えてください。

私自身元々人に指示をするようなタイプではなかったのですが、大学でマネージャーをするようになってから高校の頃から経験したこともあり、誰かに指示を出す瞬間が増えました。

その分、自分の言動に責任が出るので、責任を持って仲間に指示を出せるようになったことは成長した部分だと感じます。

マネージャーとして自分が変わったきっかけはなんですか?

先輩たちはすごくしっかりしていたのですが、自分たちの代はお互いに厳しくなることができず、代が変わったときにスタッフに仕事をうまく回せているかを心配させてしまうようなこともありましたが、そういった出来事をきっかけに自分たちがしっかりしなくてはという思いが芽生えて変わることができました。

マネージャーの魅力を教えてください。

ボトルを作ったりテーピングを巻いたりして、ありがとうって言ってもらえることや、普段から練習を真剣に頑張っている選手たちが試合に勝って喜んでいる瞬間を一緒に味わうことができる部分がとても魅力的だと思います。

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これからについて

-今後のキャリアについて教えてください。

引退まで残り3ヶ月しかないのでしっかりと仕事を後輩に引き継いで、私たちが引退してもしっかりと部活の仕事を回せられるような基盤づくりを徹底していきたいと思います。

社会人になってからは、マネージャーの経験を通して初めて話す人とのコミュニケーションは力がついたと思っているので、そういう部分を生かして行けたらいいなと思っています。

ー最後に、体育会学生にメッセージをお願いします。

体育会で生活をしているとほんとに大変なことが多いし他のものが羨ましく見える瞬間もたくさんあると思うんですけど、私はほんとに体育会で多くの時間を過ごして良かったと思っています。たくさんの出会いがあって、毎年濃い時間を過ごすことができました。

スポーツを真剣に取り組んでいるって素晴らしいことだと思うので、そういった魅了がもっと多くの人に伝わったらいいなと思います。

ー本日はありがとうございました。
(この記事は2023年8月4日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。)

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