【名前】吉瀬 遥平
【経歴】名古屋高校→筑波大学
高校時代について
-大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。
最初は、高校でサッカーをやめるつもりでした。
高校最後の選手権があって、1回戦は勝つことができ、2回戦に進めました。
しかし、2回戦の前に左足首を骨折してしまいました。
なので、試合に出られませんでした。
そして、チームも2回戦で敗退してしまいました。
高校時代はケガも多く、自分の体が思うように動かない時期もあったりしました。
それもあり、高校でサッカーをやめようと思っていたのですが、選手権が終わった帰りの車の中で「まだサッカーやりたいな」と思いました。
ずっと北海道大学に行こうと思っていたのですが、何週間か悩み、最終的に筑波大学に行こうと決めたのが大学サッカーを続けるきっかけです。
ー筑波大学に進んだ経緯を教えてください。
筑波がサッカーが強いというのは知っていました。
さらに、セレクションがないというのも知っていました。
大学では自然環境系を勉強したいと思っていて、北海道大学を選んでいましたが、筑波でも勉強ができる事を知りました。
筑波なら勉強もできるし、サッカーも続けられるので筑波大学を選びました。
大学サッカーについて
ー入学してからのギャップはありましたか?
あまりギャップは感じませんでした。
1つ挙げるとするならば、監督やスタッフはいますが、ほとんどが学生主体で活動しています。
なので、ピッチ外での仕事が多いなと思いました。
その仕事にも今は慣れてきたのでそんなにネックではないです。
-入部して成長を感じたことを教えてください。
何をするにしても考えるようになりました。
最初、どうやったらうまくなれるか、効率がいいかなどを高校時代よりも考えるようになりました。
あと意識するようになったのは食事です。
全部自分でやるようになったので、野菜を多くとったり、バランスよく食べるなどは気を付けていました。
-考えるようになったきっかけはありますか?
高校時代はサッカーやって、勉強やって、家帰って、寝て、の繰り返しであまり考える時間がなかったと思います。
大学生になって、時間に余裕が出たので、それが考えるきっかけになったと思います。
-勉強面ではどのような活動を行っていますか?
自然環境系の勉強を大学ではしています。
3年生になってコースが分かれたりなど、これからもっと具体的なことを学んでいきます。
なので、現在はあまり行動には落とし込めていないです。
これから具体的な行動をしていきたいと考えています。
ー大学サッカーの良さ、魅力を教えてください。
高校の時と違って、中途半端でやっている人は少ないと思います。
筑波の場合、自分が頑張りたいと思えば、グラウンドに筋トレの道具があり、いくらでも努力できる環境はそろっているので、自分次第だなと思います。
周りの熱量が少なくて、やきもきすることは少ないと思います。
本気でサッカーする人にとってはとても魅力的な環境だと思います。
これからについて
-今後のキャリアについて教えてください。
卒業後は、ドイツの大学院に行って自然環境系の勉強をしながら、セミプロとしてサッカーをすることです。
ドイツに行ってどれだけサッカーが通用するのか試したいです。
その先のことは考えているわけでは無いですが、決めきれないというのがあります。
今は大学院で2年間勉強とサッカーをちゃんと両立することを考えています。
2年後、日本に帰ってくるのか、そのままドイツに残るのか、サッカーを続けるか、引退するかを決めようと思います。
-最後に、体育会学生にメッセージをお願いします。
みんなも自分と同じように、大学サッカーをやると決めて入ってきて、一緒に戦っている仲間だと思います。
そして、大学サッカーをやる意味はあると思います。
高校サッカーで辞めていたら、ドイツの大学院に行ってセミプロとしてサッカーをやるという目標も持てなかったです。
人それぞれ、どんな意味を見出すかはわかりませんが、絶対に何かしら意味のあるものにできると思います。
サッカーが好きで続けているからこそ、そう思います。
思い通りにいかないこともありますが、それでもサッカーが好きで、本気でサッカーやりたくて、プロをどうしても諦めきれない人が多いと思います。
それでも、サッカーを続けているという誇りを持って欲しいです。
自分もそんなみんなとサッカーを続けていきたいと思います。
ー本日はありがとうございました。
(この記事は2022年2月8日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。)