Arxcs Magazine Vol.062「過去2度の日本一、得点王の”今”」

高校時代について

－大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。

プロになりたいという夢がありながらも、ユースからトップチームに昇格することができませんでした。

自分のサッカー面や人間性の部分での課題もわかっていたので、大学サッカーに進んで課題をクリアしながらプロになるという決意を持って進学しました。

夏のクラブユース大会までにほとんどの人は進路を決めている中で、自分は怪我をしていて進路が決まっていませんでした。

その時期に1つ上の先輩が専修大学に進学していたこともあって、練習に参加したことがきっかけで専修大学を選びました。

大学サッカーについて

ー入学してからのギャップはありましたか？

ユースに所属していた時は、みんながトップ昇格を目標にして一生懸命頑張って来ました。

スポーツ推薦で入部した選手は、上を目指しているメンタルを持ち合わせている一方、一般入試で入部した選手の中には趣味でサッカーを続けているような選手もいました。

この気持ちやメンタルの部分が1番ギャップを感じましたね。

ー入部して成長を感じたことはありますか？

フィジカル面・メンタル面で成長したなと感じています。

サッカーでは、ゴールに対する気持ちが大きく変わりました

専修大学は、2年連続降格しています。負けているチームはゴールを決められないし、守れないところが1番の原因だと思っています。

自分は前線の選手で、自分が点を多くの点を獲りチームを勝たせたいという気持ちがよりゴールへの貪欲さを大きく成長させてくれています。

ー来季について。

まだ、来年の役職については決まっていません。

しかし、チームや監督との話の中でキャプテンをする流れになっています。

自分たちの代は関東１部リーグを実際に体感している年代で、生ぬるい環境や練習では１部に上がれないことをチームに還元していきたいです。

それは、キャプテンであろうがそうでないとしても発信力を持ってチームを引っ張っていきたいですね。

ーここまでの3年間で成長のために意識していることは何ですか？

全ては、自分次第だと思って行動しています。

様々な場面で苦しい時がありますが、全てポジティブに捉えるようにしています。

苦しいトレーニングでも自分の成長のためと考え、試合のきつい時間でも次チャンスが来るとポジティブに考えるようにしていますね。

ー来シーズンの目標について教えてください。

チームとしては、3部から2部昇格すること、アミノバイタルカップで優勝すること、天皇杯で神奈川県代表になる３つを目標にしています。　

個人としては、3部リーグで得点王になること、プロサッカー選手としてスタートラインに立つことを目標にしています。

ー大学サッカーの良さ、魅力を教えてください。

無名の選手が多い中で、4年間本気で頑張り続ければプロになる人を身近に感じることができます。

カテゴリー関係なくひたむきに頑張れば夢に近づけることが大学サッカーの魅力だと思います。

これからについて

－今後のキャリアについて教えてください。

プロサッカー選手としてスタートラインに立つことが現時点の目標です。

その先の目標は、ワールドカップに出場して優勝するという人生の目標です。

－最後に、体育会学生にメッセージをお願いします。

どんな環境であろうと自分次第だと思うので、腐らず本気でひたむきに頑張って欲しいですね。

このひたむきに頑張る姿勢が今後に繋がるという確信があります。

だからこそ、とにかくポジティブに本気でひたむきに頑張ることが、自分の進路の選択肢が広げることに繋がると思います。

ー本日はありがとうございました。
（この記事は2022年12月1日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。）