Arxcs Magazine Vol.179 「練習参加での刺激を糧にプロで活躍する存在へ」

【名前】鮫島 汰希
【経歴】鹿児島高校⇨横浜国立大学

大学サッカーについて

ー大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。


5歳からサッカーを始めて、小・中・高と続けてきたため、大学でもサッカー部に入る以外の選択肢はありませんでした。サークルでゆるくやることも悪くはないと思いますが、自分には合っていないと感じています。

ー大学に進学した経緯も教えてください。


高校卒業後、1年間の浪人を経て大学に入学しました。出身が鹿児島の田舎だったため、都会へのあこがれがありました。関東で教育について学べる国立大学を探して、この大学を選びました。

ー大学入学前に描いていた理想の大学生活は?


朝に練習があることは知っていたので、朝は練習、その後は授業、午後はカフェでゆっくりして、夜はバイトに行く。そんな「ザ・大学生」みたいな生活をなんとなく想像していました。

ー実際の大学生活はどうですか?


だいたい想像していた通りですが、思っていたほどキラキラはしていません(笑)。ただ、部活も含めてかなり充実した生活を送れていると思います。部活もバイトも楽しいです。

ーこれまでの大学生活で熱狂した体験は?


毎週末のリーグ戦はやはり盛り上がります。特に今年に入ってからは都リーグ1部での戦いなので、昨年以上にヒリヒリする試合ばかりです。得点した瞬間や勝った瞬間は、チーム全体が熱狂の渦に包まれます!

※写真は本人提供です

横浜国立大学サッカー部について

ー役職について


今年は主将を務めています。うちの部は運営が学生主体で行われているため、全運営の統括も行っています。また、自分の所属カテゴリー以外の活動にも参加し、全カテゴリーの様子を把握するようにしています。

ー入学してから感じたギャップは?


もともと学生主体の運営とは聞いていましたが、入部してからは思っていた以上に本気のチームだと感じました。運営にしてもサッカーへの取り組みにしても、みんな真剣に取り組んでいます。

ー入部して成長を感じたことは?


「よく考える」ということをかなり意識するようになりました。主体となって運営できることはやりがいのひとつですが、その分責任も伴います。その発言、行動、判断で何が変わるか、どんな影響があるかなど、考えてから行動するようにしています。

ー大学サッカーの魅力は?


単純にめちゃくちゃ楽しいです。僕たちのチームのように、将来プロを目指す選手が少ないチームでは、ほとんどの選手にとってこれがサッカー人生の集大成になります。その分、試合への思いも強く、自然と白熱します。

ーサッカーでの目標は?


都リーグ1部で上位に食い込むことです。関東リーグ昇格を目指すうちの部にとって、まずは都1部で安定して結果を出すことが大事です。1部復帰1年目の今年、しっかり上位に入り、このチームの基準を示していきたいです。

※写真は本人提供です

これからについて

ー今後のキャリアやビジョンは?


大学卒業後は教員になる予定です。未来ある子どもたちに、何かを伝えていきたいと思っています。

ーキャリアを考えるうえで不安に感じたことは?


大学卒業後すぐに教員になっていいのかと悩むことがあります。人生経験の浅い自分に、何か伝えられることがあるのかと思うことは多々あります。

ーその不安を克服するためにしていることは?


いろいろな知識を身につけたいと思っています。今はなかなか時間がとれませんが、さまざまなジャンルの本を読んだり動画を見たりしたいと考えています。また、いろんな道に進んだ友人の話を聞くことも多いです。自分の視野を広げていきたいと思っています。

ー卒業後の目標は?


日本一の教員になります。「あの先生がいるからこの学校に来ました」と言ってもらえるような、そんな教員を目指します!

ー体育会学生へのメッセージをお願いします。


大学生活にはたくさんの選択肢があります。その中で体育会を選ぶのは勇気がいることだと思います。時間も体力も使うし、つらいことも多いです。そんな中で頑張るみなさんを、僕は本当に尊敬しています。学生スポーツは最高です。これからも一緒に、体育会を盛り上げていきましょう!

よく読まれている記事

体育学生の9割がきづけていない!?「就活」までの"3ステップ"

就活を控えている体育会学生に向けた記事です。就活やキャリア設計に失敗しないための学びを記事にしました。こんな学生にオススメです。

  • 大学3年生になり、就活を考え始めている
  • 就活始めたけど、何から取り組めばいいかわからない
  • 将来のやりたいことが見えない1〜2年生