Arxcs Magazine Vol.178 「練習参加での刺激を糧にプロで活躍する存在へ」

【名前】松田 和輝
【経歴】ジュビロ磐田U-18⇨順天堂大学

大学サッカーについて

ーー大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。


プロの練習に参加した際、自分にはまだ実力が足りないと感じ、さらに成長したいと思ったことがきっかけです。そのため、大学へ進学することを決めました。

ーー大学に進学した経緯も教えてください。


サッカーだけでなく、人間性の面でも成長したいと考えています。また、多くの学部がある中で、特に自分はスポーツについて学びたいという思いが強く、順天堂大学で将来の自分にとって役立つことを身につけたいと思いました。さらに、プロを目指すなら関東が良いと考えたことが、最終的な決め手になりました。

ーー大学入学前に、理想の大学生活をどのように描いていましたか?


1年生から関東大学サッカーリーグに出場し、自分の存在を多くの人に知ってもらいたいと考えていました。

ーー実際の大学生活はどうですか?


1年生の時はリーグ戦に出場できませんでしたが、2年目からは出場時間が増え、自信にもつながっていると感じています。今は充実した大学生活を送れていると思います。

ーーこれまでの大学生活で、熱狂した体験はありましたか?


関東リーグは、蹴球部の選手や保護者など多くの方が応援してくださる最高の舞台であり、常に熱狂を感じながらプレーしています。特に、自分がスタメンとして出場したホームの早稲田戦で得点し、勝利できたときは、とても熱くなった瞬間でした。

※写真は本人提供です

順天堂大学サッカー部について

ーー役職について教えてください。


今年から副主将という重要な役割を任されました。これまで以上に周囲をよく見て、自覚と責任を持った行動を心がけていきたいと思っています。

ーー入学後にギャップを感じたことはありますか?


大学サッカーは高校と比べて、スピード感や球際の強さなど、プレーのレベルが非常に高いと感じました。プロの練習にも参加していたので「まったく通用しない」とまでは思いませんでしたが、ユース時代との違いをプレーの質から実感しました。特に、料理やトレーナーなど環境面での違いは大きく感じました。

ーー入部してから成長を感じたことはありますか?


高校時代よりも部員数が多いため、競争がより激しくなり、自分の身体のケアや食事にもしっかりと気を配るようになりました。サッカーに対しても「もっと上手くなりたい」という向上心と熱量が高まり、その点で成長を実感しています。

ーー大学サッカーの良さや魅力を教えてください。


大学サッカーには多くの誘惑がありますが、結局は自分自身の意志次第で道を切り開くことができる点が、大きな魅力だと思います。

ーーサッカーでの目標について教えてください。


今年は2部リーグで優勝し、1部へ昇格することを目標に取り組んでいます。

※写真は本人提供です

これからについて

ーー今後のキャリアやビジョンを教えてください。


プロサッカー選手として活躍するために、今この時間を無駄にせず努力していきたいと思っています。プロになった後は、これまで支えてくださった方々への感謝を忘れず、ピッチの上で恩返しをしたいと考えています。

ーーキャリアやビジョンを考える上で、不安に感じたことや瞬間はありましたか?


試合に出られなかったときは、「このままで大丈夫だろうか」と不安になることもありました。ただ、ネガティブな考えでは前に進めないと思い、常にポジティブな気持ちを大切にしています。

ーー卒業後のキャリアについても教えてください。


大学卒業後は、プロサッカー選手として活躍することを目指しています。

ーー最後に、体育会学生へのメッセージをお願いします。


人生は一度きりです。自分自身の力で道を切り開くことができると信じて、夢を忘れず、悔いのないよう毎日を大切に過ごしてほしいと思います。

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