Arxcs Magazine Vol.168 「プロへの執念、ゴールを守り夢を掴む」

【名前】小池 朝陽
【経歴】龍谷高校(サガン鳥栖U18)⇨鹿屋体育大学

大学サッカーについて

ー大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。

高校卒業の段階でプロになることができず、プロを諦めきれなくて大学サッカーを選びました。外部の誘惑が少なくてサッカーに没頭しやすいと考えたからです。

ー大学に進学した経緯も教えてください。

鹿屋体育大学は周りが自然に囲まれていて空気がおいしく練習が天然芝で出来るという恵まれた環境であり体づくりの設備も完璧に備わっていたので自分を成長させれるのはここしかないと思い進学しました。

ー大学入学前に理想の大学生活をどのように描いていましたか?

自分が学びたい講義を受けて、色々な部活動の人と友達になり、友情の輪がどんどん広がっていくような大学生活を描いていました。

ー実際今の大学生活はどうですか?

とても楽しかったです。自分が思い描いていたもの以上の楽しさがありました。

ーここまでの大学生活で熱狂した体験はありましたか?

大学1年の夏にサッカーの九州大会で優勝したことです。

多くの試合に出ることはできなかったですけども、仲間たちと勝利を喜びあえたことがとても嬉しかったです。個人としては準決勝に出場してチームに貢献することができたところも熱狂体験の1つです。

※写真は本人提供です

鹿屋体育大学サッカー部について

ー役職について。

小学校3年生からずっとGKをしています。

試合で点を取ること以上に、1点を防ぐその爽快感とカッコ良さがゴールキーパーのいい所だと思います。サッカーを始めて最初の二、三ヶ月はフィールドでしたが、大会でGKをしたらMVPに抜擢されてGKにのめり込みました。

ー入学してからのギャップはありましたか?

特になく、のびのびとサッカーができています。上下関係の悩みもなく自分達で練習メニューも考えています。

ー入部して成長を感じたことはありますか?

ビルドアップが上手くなったと感じています。鹿屋体育大学は自陣からボールを繋いでゴールに向かっていくサッカーでキーパーにも足元が求められるので、そこは日々成長を感じています。

ー大学サッカーの良さ、魅力を教えてください。

ある程度の自由があるところが良さだと思います!チームとしての戦い方などはありますが、この場面では必ずこうしなさいなどといった縛りは無いので、自分の特徴を思う存分発揮できます。

ーサッカーでの目標について教えてください。

大学4年生までに、全国大会で日本一を取り鹿屋体育大学の名を全国に広めていきたいです。個人としても、卒業までにプロ内定を取りたいと考えています。

※写真は本人提供です

これからについて

ー今後のキャリアやビジョンについて教えてください。

チームとしては九州リーグ優勝、大臣杯、インカレ優勝を目標に頑張っていきたいです。個人としては、全試合に出場し、チームの大黒柱として年間失点数を20失点以下に抑えられるようになりたいです。

ーキャリアやビジョンを考える上で不安に思ったことや瞬間は?

プロとして活躍するために大学で結果を残していきたいです。ですが、結果を残せられるのかという不安はあります。去年自分の思っていた通りにできなかった分漠然とした不安があります。

ー卒業後のキャリアについても聞かせてください。

まずは中学校、高校時代にお世話になったサガン鳥栖でプロ生活をスタートしたいと考えています。そこから、海外へ移籍し、ラ・リーガやプレミアリーグのチームでプレーをして日の丸を背負ってW杯優勝のキーパーになっていきたいです。

サッカーでのキャリアが途絶えてしまった時、その後のセカンドキャリアとして体育教師になりたいと考えています。

ー最後、体育会学生にメッセージをお願いします。

何事も諦めなければ必ず結果はついてきます!

自分もまだ大きな結果は残せていないので、もっとストイックにサッカーと向き合って必ずプロになります!皆さんも頑張りましょう!

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