Arxcs Magazine Vol.164 「主将として第二のパイオニアへ」

【名前】松長流河
【経歴】徳島県城南高校⇨和歌山大学

大学サッカーについて

ー大学サッカーの良さ、魅力を教えてください。

ある程度自立した中でサッカーをすることで、今までの環境や親のありがたさを感じられるところ。スパイク一つを買うのにもお金はかかってくるし、送迎や食事など全ての面で親のありがたみを感じました。

もう一つは勝負の世界に身を置くことでギラギラした日常を送れること。勝つためにチームを強くするためにできることはないかを常に考えられ怠惰な生活を送る日は格段に減ると思います。

 

ー入学してからのギャップはありましたか?

自由にできる反面責任が伴うこと。これは組織運営をする上でひしひしと感じます。いろんな大人の人と交流させてもらって、厳しい意見をいただいたりすることもありました。こういった事は高校時代の大人がいる環境では体験することができませんでした。

もう一つは頭を使ったサッカーをすることにギャップを感じました。弱小校だったこともありただ蹴るだけのサッカーをしてきたのですが今のチームでは自分や相手の動きを見ながらサッカーをすることに関しては今も手を焼いています。

 

ーここまでの2年間で得られたことは何ですか

サッカーの難しさと楽しさ。やっぱり頭を使ってサッカーをするって言うのは難しいなと感じます。技術が足りてないのもありますが判断のミスは未だに多いです。そんな中でも上手く行った時めちゃくちゃ嬉しいです。

あとは組織運営の難しさとやりがい。チーム全体を動かしつつも、1人1人にフォーカスして考えなければならないところは大変です。でも組織が一つになってイベントや企画を成し遂げた時のやりがいはかけがえのないものです。

 

※写真は本人提供です

 

これからについて

ー今後のキャリアやビジョンについて教えてください。

まずは和歌山大学サッカー部を強くまた和歌山の象徴となれるような影響力のある部にしたい。そのための第2のパイオニアになるのが目標です。自分のキャリアについて考え中です。

 

ー卒業後のキャリアについてお聞かせください

まだ明確には決まっていませんがキャリアを形成する指標として趣味である海外旅行ができる程度の経済力は欲しいと思っています。また世界中を飛び回れる人間になれたらいいなと思います。

 

ー最後になりますが、体育会学生にメッセージをお願いします。

自分のように試合になかなか絡めない選手でも諦めずに努力する事で得られることは何かあると思います。また、組織運営や外部との関わりなど、体育会での様々な経験がこれからの人生に彩りをもたらすと思います。人生の夏休みと呼ばれる4年間を勝負の世界に捧げる体育会学生は素晴らしいと思います。その覚悟を胸にこれからも頑張っていきましょう!

ーありがとうございました。

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