Arxcs Magazine Vol.157「富山のスポーツ環境を変える」

【名前】渡邊 快誠
【経歴】富山第一高校 → 京都先端科学大学

大学サッカーについて

ー京都先端科学大学を選んだ理由は何ですか。

高校時代キャプテンをしていたんですが、キャプテンであるにも関わらず、試合に出場する機会がありませんでした。それがものすごく悔しくてサッカーを続けたいと思いました。

そんなときに、たまたま高校の1つ上の先輩が京都先端でサッカーをしていて、その繋がりで進学を決めました。

ー入部してから成長したところは何ですか。

成長したと思うところは、責任をもって行動出来るようになったことです。

昔から責任感が強く、色んなことを自分で考えて行動してきました。ですが、大学生になって、さらにそういう場面が増え、自分の1つのミスでチームが試合に出られなくなってしまうような業務をこなすようになり、より責任を持って行動するようになりました。

※本人提供

ー役職(主務)の難しさって何ですか。

主将とか、会計とかそれぞれ役割がある中で主務は事務的な作業が多いんですけど、時々、「あれ?俺サッカーしに来たんだよな?」と思うときも正直有ります。

自分自身、何かあった時自己解決する派で、「なんでなんやろう。」って思うのですが、誰かがしなきゃなって感じるし、そこが苦しいし、難しいんですけど、将来絶対役に立つと思って取り組んでいます。

ー大学サッカーの魅力はなんだと思いますか。

高校よりもさらに上を目指している奴らとできることが魅力だと思います。

大学でスポーツをすることは難しいことだと思います。それに加えて、色んな誘惑があるなかで本気でスポーツをしている人たちへとてもリスペクトがとてもあります。練習とかで、周りが本気でやっているのが伝わって、自分も頑張らなきゃなってやる気が出ますし、サークルとかで楽しくやることもいいのかもしれないけど、それよりも、本気でぶつかってやる方が楽しいと思っている奴らが集まっていると思います。高校で燃え尽きたとかではなく、さらに上を目指してやっている奴らと一緒にサッカーができるのが大きな魅力だと感じています。

※本人提供

これからについて

ーこれからのビジョンって何ですか。

私の大きな夢は、富山県のスポーツ環境を変えることです。

サッカーを選手として続けることはないですが、何かしらサッカーには関わりたいと思っています。大学で関西に来て思ったのですが、北陸のサッカーにも魅力はあるのですが、関西関東にはまた違った魅力があります。でも今、富山では、サッカーに限らず、ボールを使える場所が少なすぎて、子供たちがゲームばかりになってしまい、スポーツ離れが進んでいるのかなと考えています。なので、サッカーをできる環境をもっと作ってあげたいです。富山で強くても、ほかに出ればレベルが低いっていうのを伝えて、よりレベルの向上を図りたいですし、環境の部分からもかかわれるような仕事に就きたいなと思っています。

ー体育会学生にメッセージをお願いします。

大学でスポーツを本気でやってることに対して時間を無駄にするんじゃなく、本気でやっていることに対して誇りを持ってほしい。この貴重な時間を大事にしてほしい。

ー本日はありがとうございました。

よく読まれている記事

体育学生の9割がきづけていない!?「就活」までの"3ステップ"

就活を控えている体育会学生に向けた記事です。就活やキャリア設計に失敗しないための学びを記事にしました。こんな学生にオススメです。

  • 大学3年生になり、就活を考え始めている
  • 就活始めたけど、何から取り組めばいいかわからない
  • 将来のやりたいことが見えない1〜2年生