Arxcs Magazine Vol.118 「第一線で活躍し続ける」

【名前】猪越　優惟
【経歴】帝京長岡高校→中央大学→清水エスパルス

高校時代について

－大学サッカーを選んだきっかけを教えてください。

まずは、プロになりたいという思いから大学でもサッカーをすることを決めました。

そして、自分はキーパーの中では身長が高いほうではないので、ビルドアップの部分を武器にしたいと思っていた時に、中央大学がそこの面に対して追及してやっていました。

また、中央大学はキーパーの数が多いわけではないので、試合に出るチャンスも増えると思い中央大学に行くことにしました。

ー入学してからのギャップはありましたか？

入学当初は、通用するんじゃないかと思っていました。

しかし、実際はスピード感や強度が全然違い、全くついていくことが出来ませんでした。

━入学から変化したことはありますか？

入学してすぐにコロナの影響で外出できなかったり、授業もオンラインばかりの中で、自分でスケジュールを組んで１日１日を無駄にしないというところは変化しました。

－入部して成長を感じたことを教えてください。

以前、寮生活の時に4人部屋で同部屋が全員、後にプロになる選手で、その選手たちのストイックな姿を間近に見て、とても刺激を受けたことがきっかけで自分と向き合えるようになりました。

あと、プレーの面ではビルドアップが成長しました。

ー主将になった経緯を教えてください。

例年は学年リーダーがそのままキャプテンになるんですが、自分の代は学年リーダーがオーバートレーニングで練習にこれなくなりました。

そのため代わりのキャプテンをアンケートで決めることになり、その時に票が多く、自分の意思も伝え、キャプテンになりました。

━苦しさや難しさはありますか？

まずは、リーグ戦で勝つことが出来ていないという苦しさがあります。

また、キャプテンとして高校までは、キャプテンの立場から何か言えばすぐに動いてくれていましたが、大学生はもう大人なので、より具体的に伝えなければ行動を起こしてくれないという難しさがあります。

－大学サッカーの良さ、魅力を教えてください。

人間的成長が出来るところだと思います。

大学生は自分の時間が多い中で、その時間をどう使うかが今後の人生に大きな影響を与えると思います。

また、サッカーではフィジカル的にもプロに近いレベルを味わえるのが魅力だと思います。

－今後のキャリアについて教えてください。

目先の目標としては２０２４年のオリンピックに出たいと思っています。

あとは、キーパーは選手生命が長いと言われているので、自分も40歳くらいまで第一線で活躍出来るようにしたいと思っています。

長く続けるためには活躍し続けないといけないし、チームに貢献していかないといけないと思うので、ストイックにやっていきたいと思っています。

－最後に、体育会学生にメッセージをお願いします。

細かいところまで突き詰めて努力していれば、必ず目標に近づけると思うので、そこを意識してやっていってほしいと思います。

ー本日はありがとうございました。
（この記事は2023年6月16日にインタビューさせていただいたもの掲載しています。）