Vol.124「明日を生きる活力」

【名前】蔵元勇翔
【経歴】福岡大学 4年

5月も終わりを迎え、2024年もあと少しで折り返し。
時の流れは恐ろしいほど早く、人生において「時間」の価値は計り知れないほどの資産であると実感する日々です。

「Time is money.(時は金なり)」という金言が存在しますが、
最近は、「Time is more than money.」なのではないかとすら感じます。笑

今回は主に”私”について書いていきます。
どういった未来を想像し、逆算して今を生きているのか。
読み終えた後に、より一層私のことを知っていただけたのならば嬉しい限りです。
貴重なあなたの”時間”を少しだけいただきます。

蔵元勇翔の歩む未来

前回のnoteや福大サッカー部企画で書き上げた選手日記でも少し触れていますが、私は現在、大学4年生でありながら就活を行っていません。

誤解をしてほしくないのですが、やりたいことがないわけでも就活から逃げたわけでも、将来に対して何も考えていないわけでもありません。
大学卒業単位に関しても既に科目単位は取り終えており、残すは卒業論文を提出するのみです。

実は3年の4月頃に一度就活を始めていました。
しかし語弊を恐れずに言うと、1の事柄を100あるように表面的に着飾っている就活生や、就活のためだけに決まったテンプレートの受け答えを暗記するような就活生、そして何よりこれらのことを行って進路を掴もうとしている自分自身にとても嫌気がさしました。(勿論、就活生全体を指して言っているわけでは決してありません!そしてそれが悪いことだとも思いません!あくまで私には合わなかったという解釈で結構です。)

これが、社会に出る一歩目である進路選択の本質なのか。
自分が今頑張っている部活や勉強の毎日は、それらと同等の価値なのか。
まだ今の環境で出来ることがあるのでは。
「これが私だ。」とありのままの自分を自信を持って表現したい。

様々な人と話し、悩んで、
その結果、今の選択をしたという経緯です。

就活のためではなく、人生という長いスパンで自分をデザインする。
まずは自分を知り、何に対して情熱が湧くのか。
そういった意味での自己分析、人生設計を繰り返してきました。
その積み重ねの末に見えてきたもの。

「サッカーに夢を持つ人々が、ワクワクする未来を創る。」


これが私の生きていく意味であり、本質的な軸です。
そして、

「日本サッカーの可能性を広げる。」


これが私のビジョンです。

サッカーに魅了され続けたこれまでの人生。
やはり自分の未来を想像する上で、
「サッカー」という文脈は切り離せないほど私の中で大切なものでした。

学生として最後の年。
この未来のために今できること、今しかできないこと。
これに全力で挑みたい。
これが”就活”を行っていない理由です。
私はこの1年間の活動が必ず未来に繋がると信じていますし、誰よりも人生に対して向き合っている自信があります。

では、今具体的に何を行っているのか。
端的に紹介できればと思います。

1.福岡大学サッカー部の組織づくり


まずは、自分が所属する組織に対して目を向けました。
チームが組織として上手く機能していない状況に不満を感じた同期とともに、新チームが始動するにあたっての組織改革に挑戦しました。
その際に策定したのがMVVです。

画像
2024シーズン 福岡大学サッカー部MVV

同志とともに何回も協議を重ねて、作り上げたMVVです。
(各項目に込めた想いや意味を話すと、それだけで1記事書ける量ですのでここでは省略します。)
この軸を元に部署制度を取り入れて、6部署に分かれて福岡大学サッカー部は現在組織化されています。
今年度の組織をより高みへ導けるように副務という役職を全うしていくつもりです。

2.GKプロジェクト発足

私自身、GK(ゴールキーパー)というポジションでサッカーをしています。
GKをこれまでしてきて感じた原体験をもとに発足させたのが、
この福岡大学サッカー部強化部GK部門です。(アカウントはこちら

立ち上げに至った思いに関しても、前回のnoteに述べています。
(以下、note一部抜粋)

このプロジェクトの目的・意図の一つに、

GKコーチのいない環境でゴールキーパーをしている子どもたちの環境を変えたい。

このような思いがあります。
日本サッカーのレベルは確実に上がっている中で、環境の格差を感じます。
特にゴールキーパーに関しては、指導者がおらず十分なトレーニングを行えない環境のもと、それでもサッカーが好きだから、ゴールキーパーが好きだから。
日々土まみれになりながらも練習に励む子どもたちがいることを私は知っています。

そんな子どもたちにきっかけを与えたい。

ライセンスを持っているわけではないけれど、
それでも大学生の私たちだからこそ出来ること。
私たちだから伝わることは必ずあると思います。

「情熱は確かに、フットボールにある。」 #3|蔵元勇翔

現在XとInstagramで発信しており、今後さらに普及させていこうとGKの仲間たちと戦略を練っています。
ぜひフォローして見守っていただけると嬉しいです。

3.福大サッカーフェス(仮名称)


この取り組みに関しては、現在進行中の企画です。
開催日時は8月24日、土曜日。
開催場所は福岡大学。
九州大学サッカーリーグ第11節 福岡大学 vs 鹿屋体育大学 の試合が行われるこの日に様々なイベントを開催します。
(事情により名称に関しては未だ確定しておりません。)

福岡に住むサッカーに関わる子どもたちが集い、
私たちの取り組みを通して、夏の思い出を残してほしい。
大学生と小中学生が、サッカーという共通項で繋がり、
最高の空間を一緒に創り上げる。

このような理想像を掲げてここまで動いてきました。
この1日を創出するために、イベント責任者として心強い仲間とともに全力で取り組んでいきます。

当日、多くの子どもに「楽しかった!」と言ってもらえるように。
福岡大学が楽しい場所というイメージを持ってもらえるように。
この体験価値がのちに「ここでサッカーをしたい。」と思ってもらえるきっかけとなるように。

MVVに沿ったこのイベントを、福岡大学サッカー部として体現させます。
ご期待ください。

ここまで部活動内での取り組みを挙げましたが、部活動外でもいくつか取り組みを行っています。
年末にかけて大きなプロジェクトにも参加しておりますが、プレスリリースがまだのため今回はこの辺で。

今しかできない体験

いかがだったでしょうか?
これが今の蔵元勇翔です。
現状に満足もしていないし、だんだんと周りが内定をもらっていく中で、
この選択を正解にするためにも毎日必死に生きています。

そんな毎日がめちゃくちゃ楽しいです。ワクワクします。
学生として最後の年。
掲げた未来のために今できること、今しかできないこと。
この選択を信じてこれからも全力で挑戦していきます。

P.S.
もし興味を持っていただけたり、話をしてみたいと思ってくださる方がいましたら是非お話させていただきたいです!
(友達でも、先輩方でも、初めましての方でもぜひ!)

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約3,000字に渡るこの堅苦しい文章を最後まで読んでいただけただけで、
私としてはとても嬉しいです。
貴重な時間を使っていただきありがとうございました。

それでは。

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